異文化共生の経験を活かし、
国境を超えて人と人をつなぐ

国際経営学研究科

沼田 一

Terumo BCT, Inc.(医療機器メーカー)

INTERVIEW

私は現在、医療機器の製造やサービスの提供をグローバルに展開するテルモ株式会社の子会社Terumo BCT, Inc.で働いています。Terumo BCT, Inc.はアメリカに本社を構える企業です。主に親会社であるテルモ株式会社とのコーディネーター役として、適切なコミュニケーションを図りながら事業戦略の策定に関わっています。

このようなコーディネーターの役割を担う中で、国際大学に在学した経験が活かされていると感じます。国際大学は新潟県にある大学院大学で、約60カ国・地域から政府関係者や企業人などさまざまなキャリアを持った人々が集まっています。私自身は企業人ですので、得た知識を事業にどう活かすかを考えることが多いです。一方で政府関係の方はどのように国の政策に活かすか、どのようにして社会に還元していくかという視点で意見を持たれます。加えて国や文化が違えば、さらに多様な意見が集まります。単純な利益追求だけではなく、さまざまな立場の方と協働し、国や社会にインパクトを与えることが求められる現代においては、国際大学での異文化共生の経験は大変貴重なものだったと感じます。

PROFILE

沼田 一 Terumo BCT, Inc.(コーディネーター) 国際経営学研究科 MBA1年制プログラム 2013 年度修了

GSIR 国際経営学研究科