第22回「IUJむすびばカレッジ」を開催しました

2025.02.18

活動報告

2025年2月15日(土)、「IUJむすびばカレッジ シーズン3 第22回」を開催しました。今回は、スピンオフ企画として「心と体の健康」に焦点を当てた特別講座を実施しました。

国際大学国際関係学研究科のクーレイ教授が講師を務め、本学のカウンセラーで臨床心理士の関原氏が通訳をサポートしました。「こころの安らぎと健やかな暮らしを育む『マインドフルネス』:仏教の瞑想と西洋科学が出会うところ」というテーマで講演を行いました。

クーレイ教授は、まずマインドフルネスの起源として、仏教の教えや幸せ(ウェルビーイング)を得るための瞑想法について説明しました。次に、西洋科学の視点からマインドフルネスがもたらす心理的・生理的な効果について解説しました。特に、ストレス軽減や集中力向上、心の安定といった効果が科学的に証明されていることに触れ、参加者の関心を引きました。

また、講演の後半では、実際にマインドフルネスの実践を体験する時間を設けました。参加者は、目を閉じて呼吸だけに意識を向ける簡単な瞑想を行い、心の落ち着きやリラックスを体感しました。初めてマインドフルネスを体験する方も多く、「短い時間でも気持ちが落ち着いた」「これからの人生をウェルビーイングで過ごすための一助となった」といった感想が寄せられました。

当日は、市内外から70名を超える方々にご参加いただき、会場は満席となりました。中には下越地域からお越しくださった方もおり、心の健康に関するテーマへの関心の高さがうかがえました。